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 ▼レオシルバでは勝てない(2)  鹿一 18/8/12(日) 13:26
   ┗Re:レオシルバでは勝てない(2)  鹿春 18/8/12(日) 15:00
      ┗Re:レオシルバでは勝てない(2)  鹿一 18/8/12(日) 16:43

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 ■題名 : レオシルバでは勝てない(2)
 ■名前 : 鹿一
 ■日付 : 18/8/12(日) 13:26
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   ダブルボランチ「レオシルバ、三竿」

昨夜、試合前予想スタメンを見て言い知れない不安がよぎった。
このコンビは昨年後半から大岩が固定的に使い始め、その後の節目、終盤と悉く勝ち点を失い、そして最終節で勝ちきれず優勝を逃した「勝負弱い鹿島」の象徴である。
何かのリベンジを期しているのか、最下位の名古屋をなめているのか、よく性懲りもなく、とあきれてしまった。

昨日の試合は名古屋が調子が上向いているとは言え、相手にバイタルエリアをあまりに自由にさせすぎていた。
永木がボランチであれば、しっかり蓋をしてリスク管理をするところ、レオシルバはあちこちとあさっての方向に動き回り、相手攻撃陣にスペースを与え、そのスキをいいように突かれていた。

こちらが本来のCB二枚を欠いていたからこそ、CBとボランチ間のケアをいつも以上に徹底しなくてはならないところ、選手起用があまりにお粗末過ぎた。こんな事は素人でもわかろうものを、相も変わらずやらかす大岩の頭の中がわからない。

それと毎回言っているが、レオシルバはチーム全体のリズムの構築よりも、自分のリズムと感性が中心なので、いくら本人が「汗をかいても」チーム全体にいい影響が波及しない。

象徴的なのが3失点目の少し前、右サイドへの展開でボールが高すぎ、安部が大きくはじいたのを相手ボールにされたシーン。見た瞬間嫌な予感が走った。あんなシーン基本鹿島にはないからだ。いつもの鹿島ならキレイにサイドチェンジが成功し、チーム全体に攻撃スイッチが入り波状攻撃つながるのだが、味方も虚を突かれたか、相手のショートカウンターの守備に追われ、決定的なピンチを招いてしまう。レオシルバはムリなタックルで足を痛めその場でうずくまり、守りの枚数を減らしていた。曽ヶ端がスーパーセーブで見事にはじき出したが。直後、一旦リズムを失った状態で鹿島が逆にショートカウンターを仕掛けるもパスが繋がらず、再逆襲から3点目を決められた。

また決定的な4失点目では、またもレオシルバが不用意に新人の名古に安易なパスを出し、そこから逆襲されて、ゴールを揺らされたもの。前後二人に囲まれて苦し紛れに見え見えのパス、相手に完全に読まれて名古が餌食になった。安部へのパスもそうだが、相手のサイズや熟練度を考えず感覚でけっているとしか思えない。

そもそもレオシルバのパスはイチイチ妙に回転がかかったり、いやらしい跳ね方をして味方も受け取りずらそうなクセものばかり。満男のようにパスの受け手にとってセーフティな位置とタイミングで明確なメッセージを込めたパスで試合を落ち着かせ、時間を作りつつ、緩急をつけながらリズムを作るのが本来の鹿島の攻め方。

このスタイルはオリベイラの時に完成したと認識しているが、彼が事あるごとに言っていた「確実にパスをつなぐこと」を忠実に実践しているのはやはり満男である。今日は本人は出場停止でプレーは叶わなかったが、せめて永木であればああゆう軽率なパスはしてないはずで、ポジション配置がそもそも間違っている。

同点に追いついた直後の2失点目にしても、遠い右サイドラインまで相手のボールホルダーを追いかけ「狩り」に出かけ、結局奪えず中に折り返されぽっかり空いたバイタルをいいように使われゴールを叩き込まれた。金井のナイスゴールを言わざるを得ないが、相手に考える時間的・空間的余裕(視野)を与えてしまった。遠藤が必死で長い距離を戻るも時すでに遅し。

三竿一人にあの強力なアタッカー陣を前にして、後ろには不慣れなCBを背負い、レオシルバのお留守を耐えろとうのはコクである。キレキレで本調子の三竿ならできたかも知れないが、昨日は本来の切れを欠いていたし、そういうのを見極められないベンチ(大岩)もどうかしている。

昨日のレオシルバは攻撃では「ジーコ効果」?か、比較的気合を入れた雰囲気、バイタルでのワンツーやスペースをつく突破など攻撃参加も試みていたようだが、いずれも局面を変えるほどではなく、終盤には狭いところをムリに通そうとしてパスカットから逆襲を食らっていた。がっかり、やっぱり、である。

名古屋のジョーがベルギー代表のルカクばりに体の強さで競り勝ち、何度となくチームの為につぶれ役やおとりとなってチャンスを演出していたのと真反対である。ジョーの味方が受け取りやすいタイミング、場所に絹のようなパスは見事だった。あうんの呼吸でしっかりと連携もあった。彼は紛れもなくチームを勝たせられる助っ人。この違いはあまりにも大きい。

鹿島はむしろ若手である優磨が前線にタメや落ち着きをもたらせていた。これだけ若いチーム編成であれば、本来年長の助っ人が全体としてその役を担うべきところ、逆にバタバタ感を増長させている。昨年の終盤と同じだ。

優磨、土居、西で、鹿島らしい渋い形で2点取り、いつもならしっかり締めて勝ちパータンであったが、締めるべきところを締められず、みすみす「名古屋劇場」のお膳立てをしてしまった。

いい加減、大岩はレオシルバを軸とした構想は捨ててほしい。
レオシルバが自分の感性でサッカーをやっている限り、つまり鹿島イズムに彼が従うのではなく、彼に鹿島が合わせるようなでは(ってか合わせられない)、先はない。
伝統が崩壊していくばかりである。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:レオシルバでは勝てない(2)  ■名前 : 鹿春  ■日付 : 18/8/12(日) 15:00  -------------------------------------------------------------------------
   ▼鹿一さん:
まだ読んでいないけど、長文やりましたね!
巻物にして、フロントに送りつけてやりましょう。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:レオシルバでは勝てない(2)  ■名前 : 鹿一  ■日付 : 18/8/12(日) 16:43  -------------------------------------------------------------------------
   ▼鹿春さん:
>▼鹿一さん:
>まだ読んでいないけど、長文やりましたね!
>巻物にして、フロントに送りつけてやりましょう。

毎回長文恐縮です。

怒りと悔しさが込み上げ、何度も筆が止まりかけましたが、言うべきことは言わなければならない、と意を決してアップしました。

できたらイメージを添えて絵巻物にしてやりたいです。

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