Ｐａｇｅ 1474 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ ＩＮＤＥＸ ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼これは他人事じゃない 嘆きのばんび 11/12/16(金) 11:28 ─────────────────────────────────────── ■題名 ： これは他人事じゃない ■名前 ： 嘆きのばんび ■日付 ： 11/12/16(金) 11:28 -------------------------------------------------------------------------
| 先日、浦和の原口元気が、練習中に同僚の岡本拓也が悪ふざけを仕掛けてきたことがきっかけでケンカになり、監督やコーチの制止を振り切って蹴りを入れ、岡本に全治3週間の負傷を負わせた不祥事がありましたよね。 浦和は原口に、わずか一週間の謹慎処分としたけれど、本当なら解雇にされてもおかしくない事件です。本来なら、岡本サイドが警察に訴えれば、傷害罪として立件され、逮捕だってありえるほどのもの。かねてより、現在の堀監督は、元々はユースの監督だったせいか、「堀さんはユース出身者には甘い」という声も出ていたとも。 あと、ここでも「欲しい選手」として話題になった柿谷曜一朗は、度重なる遅刻癖など、素行不良が原因で、当時のクルピ監督の意向もあり、幼稚園から下部組織でずっと育ってきたセレッソを追われる形で、徳島へいわば「島流し」にあいました。 どちらのケースも、下部組織からの生え抜きで、年代別代表にも名を連ね、クラブやサポーターからも、蝶よ花よと知らず知らずの内に甘やかされてきたのが大きな原因だったことで共通しています。 はっきりいって、他のチームだって他人事ではありません。下部組織出身に限らず、高校や大学から入団しても、入った時から、有形無形にいわば「特別扱い」されてきた選手は、どうしたって甘えや驕り、増長に陥ってしまいますね。クラブはもとより、あるいはたとえクラブがそこまでしなくても、沢山のファンやサポーターがそう扱ってしまえば、そんな風になってしまいますよね。 前述の原口の件は、同じチーム内のベテランや中堅も、彼には物をいえない雰囲気があったそうで、先輩選手が「それは違うだろ」といったとしても、表向きは「はいはい」と答えても、内心では「代表でレギュラーでもないくせに。俺より下手糞なくせにうぜえ。」と見くびられるのがおちです。 ほかのチームも他人事ではないと書きましたが、鹿島だって例外ではないでしょう。広い意味では柳沢もだし、79年組だって一歩間違えればそうなってしまっていてもおかしくはなかった。大迫や柴崎、山村だって、入団に至るまで、あるいは入ってからの流れからすると、危険がないとはいえないと思うのは、果たして自分だけでしょうか? 特に最近の鹿島を見ていましたら、日本人監督ならそうなる危険は高いのはいうまでもありません。コーチの段階から選手になめられている奥野に限らず、関塚さんであっても。 勿論監督の力だけにまかせるのではなく、クラブも、そしてファンやサポーターも、ひとりひとりが今一度冷静に振り返って、自省する必要があると考えますが、どうですかね? |