Page 131 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼選手の質で勝負 鹿安 12/3/13(火) 4:41 ─────────────────────────────────────── ■題名 : 選手の質で勝負 ■名前 : 鹿安 ■日付 : 12/3/13(火) 4:41 -------------------------------------------------------------------------
ボックス型の原型が染みついているだけに、ひし形になる と練習時に頭ではわかっていても実戦ではそうはさせても らえなかったというところでしょうか。 手倉森監督はこのあたりの事情を十分承知していたようで、 ボランチの高さに主戦場を設定し、同時にDFラインを押し 上げ、むしろわがボランチのエリアでボールがまぎれるよう に仕向けて、ワンボランチの両側に早い展開を繰り出すなど なるほどの戦い方でした。 わが方は、 ビルドアップの時、これまで青木か小笠原の選択があったの が、青木だけになり、そこが狙われているのがわかるから前 線に蹴り出すことになってしまい、押し上げた相手の網にか かってしまっていた。 また、SBの駆け上がるスペースの空くタイミングがなかな か取れなかった。 両チームのパススピードの差に、確信の度合いがあらわれて いた。 ダイヤモンドというけれど 着想を変え、むしろ5−3−2のつもりで増田と小笠原の距離を うんと縮めてボランチのようにし、そこを起点にトップ下を本 山のようにして、両サイドバックを攻撃参加させるというアイ ディアもあるのではないだろうか。4-1-2-1-2. 縦ダイヤと呼びたい。 今回は0−1でセットプレーから1点取られて負けはしたけど、 ミスがあったわけではないし、こちらもなんだかんだ言っても 3点位の可能性はあった。 次節もアントラーズスタイルを熟知する理論派の監督だ。 ただ、監督がプレーするのではなくプレーするのは選手だから、 返し技を見せてくれるだろう。 選手の質と監督の慧眼を信頼して、5戦くらいは熟成を待とう。 |