| | 私も、雪の決勝戦で心をわしづかみにされた一人です。その頃の映像や画像で見る本山は、長い前髪に眼光鋭い感じだったので、鹿島に入団後、温和で気さくな人柄を知ってそのギャップに驚きました。サインするとき、一人一人に「ありがとうございます」といって会釈をしているに感激しました。ワールドユースでベストイレブンに選ばれる程の活躍にワクワクさせられ、インタビューで「伸ちゃん(小野伸二選手）元気〜」と笑顔で手を振る姿ににホッコリさせられました。若手の頃、練習を見に行くとよく満男とペアを組んでいるのが微笑ましく、静かな満男のそばでニコニコと話し続ける本山を見て、「モトは満男の彼女だよね〜」なんて話してました。 時は流れ、１０番を背負うようになってタイトルが取れ無い中、中田や満男が海外に行っても鹿島にとどまり、坊主頭でキャプテンマーク巻いて２００７年の優勝につなげてくれたのは本山でした。海外の道を模索していたようですが、縁がなく葛藤があったことと思います。それでも鹿島のためにプレーし続けた本山の踏ん張りがなければ、三連覇の始まりは無かったと思っています。逆境にあっても、試合に出ても出ていなくても、いつも優しく真摯にサッカーに取り組み姿に何度励まされたか分かりません。思い出せば出すほど涙が… その本山が、「挑戦する！」と言うなら応援するしかありません……と自分を納得させているところです。だらだらと思い出話をすいません。
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