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 ▼問題の原因はどこだ。  MINATO 15/5/19(火) 1:10

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 ■題名 : 問題の原因はどこだ。
 ■名前 : MINATO
 ■日付 : 15/5/19(火) 1:10
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    >シュートチャンスもあったが、味方にパスを出すなど積極性に欠けた。
 >大迫は「もっと積極的にシュートを打った方がよかったと思う。
 >自分で仕掛けられるようにしないといけない」と反省した。

日刊スポーツの大迫記事だ。(本当にそう言ったかどうかは別として)

「◯◯すればよかった」の類の反省の弁が出るのは、気持ちが弱い証拠。
日本では美徳とされるかもしれないが、コイツ戦えないな、との評価になる。
僕らの周りにも何人かいるでしょ。反省の弁が口癖の者。そして何度も繰り返す。
そんな彼らに任せられますか? 頼りがいを感じますか?
僕が、大迫を高く評価しつつも物足りなさを感じるのはこの点だ。
真剣に準備し強い気持ちで相手に立ち向かって、それでも負けた時、上手く行かなかった時は「無言」になる。真剣であればあるほどだ。

鹿島の選手のインタビューに注目するといい。
それで、選手が「戦っているか否か」そこそこ判断できる。

ところで今、鹿島の選手を支配するのは「迷い」であり、すべきことは「整理」だと思う。
僕は、戦う気持ちはある、と思っている。
だがそれが、一人相撲(昌子)になってたり、焦ったり(曽ヶ端)、ムダな力が入って中途半端なプレイになったり、一瞬の迷いで後手を踏んだり…。
広島戦を見ながらそう感じた。反対に浦和は迷いが無かった。行き切っていた。

そうだとしたら、自分たちのゲームを見返して、場面場面でどうすべきだったか整理していくしかないだろう。
将棋には「感想戦」というのがある。対局後に、場面を再現して着手の善悪や、その局面における最善手などを検討することだ。
実践経験のみがインテリジェンスを高める手段ではない。
何がしかやってるのだとは思うけど、十分か?

関連で、一つ心配しているのは、コーチ陣がOBであること。
万一、彼らの指導・アドバイスに精神論が先立っているなら、これが迷いや混乱の原因になっている可能性が高い。「整理」を手助けする役割のコーチが、精神論を振りかざせば反発や不和になりかねない。この点、知る由もないが気にかけておきたい。

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