第２２節

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第２２節　対パープルサンガ　10/2 (水)（西京極）

悪夢の連敗…………

第２２節、我らがアントラーズのイレブンは絶対にやってはいけないことをやってしまいました。最下位の京都にまさかの零封。しかも終始試合の主導権も握られ、放ったシュートが前後半合わせてたったの１本。コーナーキックさえ１本という、とても首位を走るチームとは思えない試合内容。いったいどうしたというのか？アントラーズに何が起こったのか？
試合開始直後から一方的なサンガペース。ボールは９割方支配されアントラーズは攻撃の糸口さえ見つけられない。しかも故障で黒崎が前半１４分でリタイヤ、増田と交替します。しかし増田が加わっても試合の流れを変えることはできず、終始おされっぱなし。アントラーズはシュートを１本も打てないまま前半はロスタイムへ。そして左サイドを突破してきた山口敏のシュートを古川がはじいたところに山口貴がつめていてこぼれ球を押し込み前半終了直前に先制。
アントラーズも前半早々黒崎が交替するという不運に見回れながらも、前節出場できなかった本田が戻ってきてメンバー的にはほぼベストの状態。なのに前半４５分間で１本もシュートが打てないというのはいったいどういうことなのでしょうか？前半戦のあの爆発的な攻撃力はいったいどこへいってしまったのでしょうか？
後半スタート時に柳沢とカルボーネが交替。カルボーネはロドリゴに比べるとチームプレイをしようという意識が見えるものの、まだまだ決定的なチャンスを作れるだけのコンビネーションは見られず、ディフェンスの意識が高まったのと相手の集中が持続しなかったため後半は五分の戦いをしましたが結局それまで。最下位のチームと五分五分の戦いをしているようでは…後半にこの日アントラーズ唯一の長谷川祥のヘディングシュートが見られますがこれもゴールを割ることはできず結局サンガのＤＦ陣に完璧に封じられた形になってしまいました。後半は相手の攻撃をピシャリと抑え追加点を許しはしませんでしたが、攻撃陣が押え込まれて最後まで得点を挙げることができず、結局０－１で連敗、首位の座を１ヶ月ぶりに明け渡すことになってしまいました。
またこのところ話題に登っているアントラーズの左サイドからの攻撃ですが、結局今日もロドリゴと相馬は噛み合わないまま。このままではアントラーズの攻撃は内部崩壊してしまいそうです。ここはひとつロドリゴをはずして阿部を起用して左サイドからの攻撃を立て直すというのはどうでしょうか？
さてあまりのショックに何も書く気がおきないので今節はこの辺で終わりますが、別にまだ優勝できなくなったわけではありません。ここはひとつさっさと気持ちを切り替えて次節意向の戦いに臨んでもらいたいと思います。
浦和が勝ったことによって首位、グランパスには得失点差で上回っているものの勝ち数ではひとつ負けている勘定、柏、横浜Ｆが負けたため順位を落としていますが、とにかく優勝に向けてもうあとはないといった状況、下位に対してとりこぼすのが即命とりになりかねません。
さてそれでは２２節までの成績です。
　チーム　　　勝　　敗　　得　　失　　差　　点　

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　浦　和　　１６　　６　４５　２４　２１　４９　

　鹿　島　　１５　　７　４９　２３　２６　４８　

　名古屋　　１６　　６　５１　３１　２０　４８　

　磐　田　　１５　　７　４０　３０　１０　４６　

　　柏　　　１５　　７　５１　３７　１４　４５　

　横浜Ｆ　　１５　　７　４６　３６　１０　４５　

　川　崎　　１４　　８　５０　３５　１５　４２　

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さらに混戦模様のＪリーグ。もう一節たりとも目を離せません。

Kouzi Ozeki

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