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 ▼今回のW杯で学んだこと  kanzo98 10/7/1(木) 0:55
   ┣Re:今回のW杯で学んだこと  oioi 10/7/1(木) 6:31
   ┣Re:今回のW杯で学んだこと  もりお 10/7/1(木) 9:23
   ┗Re:今回のW杯で学んだこと  アント好き 10/7/1(木) 10:33

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 ■題名 : 今回のW杯で学んだこと
 ■名前 : kanzo98
 ■日付 : 10/7/1(木) 0:55
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   今回のW杯は、日本サッカーにとても大きな収穫をもたらした、と思います。
私の意見では次のような点を収穫、とできると思いますがいかがでしょうか?

【1】
屈強なDFに支えられた、厚くて速い守備は日本人の特性にあっていて、外人さんに有効だった

【2】
頑丈な守備からのすばやいカウンターは、日本人の速さ、技術の高さを生かすよい方法であった。

【3】
フリーキックやセットプレーは、日本人のものでも十分通用したし、ドリブルも悪くなかった。つまり……意外に、日本サッカーは向上している、と思えた。

(野球でも、ある日突然……大リーグで通用する、という段階に到達した。日本基準でいう大選手⇒王や長嶋、を中心に据えると、後進の選手は王や長嶋に及ばない、となってしまいそうになるが、実はそうではなくて、イチローにしろ松井にしろ、静かに、大リーグレベルになっていく、そういうのがサッカー界でもあるのだろうと思う)。

【4】
Jリーグと日本代表とでは、大きくコンセプトを変えるべきだ、というのがわかった。

どういうことかというと、理想型のサッカーを追及できるのは国内リーグのみであるべきで、W杯のような、レベル差の大きい世界では、日本のように弱いリーグしかない国の代表は、やはり守備的にやる必要がある、ということだろうと思う。
変に、「もう日本人はやれるはずだ」と思い込まずに、謙虚にレベル差を認め、そのレベル差を埋めるように死に物狂いでやるのがよい、ということだろうと思う。そういう意味では、ブラジルという理想型に日本代表をあわせていこうとしたジーコのやり方は間違っていた、ということだろうと思う。
各ポジションの上手な人を頭から選ぶというやり方では、チームの弱点を改善できない。
やはり、ワントップに、屈強なポストプレーヤーを置いて、それで散らしていく、それが日本にはあっていると思います。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:今回のW杯で学んだこと  ■名前 : oioi  ■日付 : 10/7/1(木) 6:31  -------------------------------------------------------------------------
   ▼kanzo98さん:
>やはり、ワントップに、屈強なポストプレーヤーを置いて、それで散らしていく、それが日本にはあっていると思います。

 おっしゃることはよく分かります。身の丈にあったサッカーをやれと。正しいんだろうなと頭では理解できますが、感情が受け付けません。
 その理由の1つは、私は、中田ヒデが言っていた、「パラグアイは100%出していたが、日本は100%ではなかった」という発言と、オシムの教えが引っかかっていることです。
 2つ目は、ある記事で、日本はパス成功率・パス数は32チーム中31位、走った距離は32チーム中2位という結果が書いてあったことです。
 3つ目は、本田たちが言った、日本の技術は高い、ということです。
 4つ目は、カメルーン戦、パラグアイ戦は、見ていて最低だったことです。ある意味、ジーコの方がわくわくしました。(これは感情も入っているかもしれません)
 5つ目は、突貫工事のメンバーと戦術でも、16強入りしたことです。

 以上の5つのことから、ちゃんとした監督が4年間指導すれば、シードチーム以外のチームには対等に戦えるのではないかと思うのです。私は、個人的には、パラグアイにはなってほしくありません。チリになってほしいです。ちゃんとした戦術があって、それを4年間指導する。
 最初から監督が4−5−1で守備的に4年間続けて、それでも指示できますか?アジア相手では戦術を変える?とすると、あらゆる戦術に対応できる力を付けていく?
 そんなことよりビエルサみたいな人を監督に招聘して4年積み上げましょうよ。どんな人でも、日本ならいけて8強。ヒディングでも、運がわるけりゃ予選敗退。それなら夢を追いたい。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:今回のW杯で学んだこと  ■名前 : もりお  ■日付 : 10/7/1(木) 9:23  -------------------------------------------------------------------------
   ▼kanzo98さん:
>今回のW杯は、日本サッカーにとても大きな収穫をもたらした、と思います。
>私の意見では次のような点を収穫、とできると思いますがいかがでしょうか?
>
>【1】
>屈強なDFに支えられた、厚くて速い守備は日本人の特性にあっていて、外人さんに有効だった
>
>【2】
>頑丈な守備からのすばやいカウンターは、日本人の速さ、技術の高さを生かすよい方法であった。
>
>【3】
>フリーキックやセットプレーは、日本人のものでも十分通用したし、ドリブルも悪くなかった。つまり……意外に、日本サッカーは向上している、と思えた。
>
>(野球でも、ある日突然……大リーグで通用する、という段階に到達した。日本基準でいう大選手⇒王や長嶋、を中心に据えると、後進の選手は王や長嶋に及ばない、となってしまいそうになるが、実はそうではなくて、イチローにしろ松井にしろ、静かに、大リーグレベルになっていく、そういうのがサッカー界でもあるのだろうと思う)。
>
>【4】
>Jリーグと日本代表とでは、大きくコンセプトを変えるべきだ、というのがわかった。
>
>どういうことかというと、理想型のサッカーを追及できるのは国内リーグのみであるべきで、W杯のような、レベル差の大きい世界では、日本のように弱いリーグしかない国の代表は、やはり守備的にやる必要がある、ということだろうと思う。
>変に、「もう日本人はやれるはずだ」と思い込まずに、謙虚にレベル差を認め、そのレベル差を埋めるように死に物狂いでやるのがよい、ということだろうと思う。そういう意味では、ブラジルという理想型に日本代表をあわせていこうとしたジーコのやり方は間違っていた、ということだろうと思う。
>各ポジションの上手な人を頭から選ぶというやり方では、チームの弱点を改善できない。
>やはり、ワントップに、屈強なポストプレーヤーを置いて、それで散らしていく、それが日本にはあっていると思います。


守備は確かによかったと思います。
中沢と闘莉王のセンターバックはカメルーンの執拗なパワープレーを安定して跳ね返していたし、大型FWの高さにもよく対応していました。走力と人数を掛けてボールを奪いにいくシーンも上手く機能しているように見えました。サイドバック(長友)のキープレーヤー封じもハマッていたと思います。

守備に関して次の課題としては、せっかく奪ったボールを苦し紛れの雑なパスやミスであっさり相手ボールにされるシーンが目立ったので、そこを丁寧につなげられるようになってほしいと思いました。そういう意味では日本の技術は低いです。

また、同じようにカウンターで攻撃を仕掛ける場面でも、雑なパスになってしまったり、トラップが下手で1テンポ遅れてしまったりする場面が見受けられました。この辺の実戦での基本的技術の精度を上げて欲しいと思いました。スペインのような密集したエリアでもパスをつないで崩しきったり、海外ストライカーのように後ろから来たロングボールを前を向きながらトラップしたり、そこまでは求めないので、日本代表に十分出来ることを詰めて欲しいと思いました。それだけでも、ヨーロッパ中堅チーム(デンマークあたり)相手ならば、相手DFを十分崩しきれると思いました。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:今回のW杯で学んだこと  ■名前 : アント好き  ■日付 : 10/7/1(木) 10:33  -------------------------------------------------------------------------
   ▼kanzo98さん:
>今回のW杯は、日本サッカーにとても大きな収穫をもたらした、と思います。
>私の意見では次のような点を収穫、とできると思いますがいかがでしょうか?
>
>【1】
>屈強なDFに支えられた、厚くて速い守備は日本人の特性にあっていて、外人さんに有効だった
>
釣男さんはいいとして中澤は微妙じゃなかったですか?個人的には阿部が守備で相手をよく挟んでいたのが印象です。
>【2】
>頑丈な守備からのすばやいカウンターは、日本人の速さ、技術の高さを生かすよい方法であった。
>
>【3】
>フリーキックやセットプレーは、日本人のものでも十分通用したし、ドリブルも悪くなかった。つまり……意外に、日本サッカーは向上している、と思えた。
>
フリーキックについてはボールとピッチの状態が日本に優位だったとおもいます。
ボールについてはいう必要は無いでしょう。ピッチの状態については芝がすぐ剥がれるため強いキックを撃つと軸足がずれてミスキックになりやすいと解説の方が言ってました(何戦か忘れてましたがCSです)
>【4】
>Jリーグと日本代表とでは、大きくコンセプトを変えるべきだ、というのがわかった。
>
>どういうことかというと、理想型のサッカーを追及できるのは国内リーグのみであるべきで、W杯のような、レベル差の大きい世界では、日本のように弱いリーグしかない国の代表は、やはり守備的にやる必要がある、ということだろうと思う。
>変に、「もう日本人はやれるはずだ」と思い込まずに、謙虚にレベル差を認め、そのレベル差を埋めるように死に物狂いでやるのがよい、ということだろうと思う。そういう意味では、ブラジルという理想型に日本代表をあわせていこうとしたジーコのやり方は間違っていた、ということだろうと思う。
>各ポジションの上手な人を頭から選ぶというやり方では、チームの弱点を改善できない。
>やはり、ワントップに、屈強なポストプレーヤーを置いて、それで散らしていく、それが日本にはあっていると思います。

代表はそれでいいんじゃないですか?今回の問題は岡田自身がW杯の前にどういうサッカーをするか?が最後までぶれていたことでありW杯以前ではてんで結果を残せなかったことが理由です。(それが本田の1TOPを生み出す戦術の変更になったのでしょうが)

それと、代表のサッカーはJそのものでしたよ?特にパラグアイ戦。ハーフウェイ辺りのアタッキングエリアでの激しいプレスとそこからの速攻。
他の国のサッカーを見てるとあそこら辺、結構ゆるいです。もう少し奥で獲ります。
(欧州でのリーグ終了後というビハインドで運動量が激減してもいますが)
リーグ戦は引き分けでの勝ち点1を視野に入れつつ前の3人だけで攻撃しようとしていたのでそれだけにシンプルに前に蹴っていましたが、パラグアイ戦では勝ちに行っていたためそれ相応の中盤でのショートパスも使ったいたけどそれがボールカットされる理由にもなっていた。

ココで一歩引いた視線で見ると?鹿島を相手にする他のJのチームの常套手段です。(ここまで徹底的にはしませんがね)
気候が冬でありドイツ大会みたいな酷暑に悩まされること無く運動量が落ちなかったのが要因の一部でもありますけれど。テクニックを運動量でカバーするのは良い悪い、好きか嫌いかは別にして手段の一つですよね。究極的には運動量も技術もあるのが最高ですが。

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