サポーターであるはずの自分が勝手に期待しすぎてその重圧が
ピッチに伝染したのかも。×マークでは、徳田選手も、優磨選手も、
そういう自分由来でない重圧に陥ることがある。
それはストライカーの証拠だ。
あれは、もしサポーターがいなければ、決まっている。
サポーターには、ピッチに降りて1ミリもボールに触れることはできない
くせにいろいろ言う勝手さだけはある。許せ。
だから、選手は、言わせておいてのびのびプレーすればいいのだ。
馬のアレテ―は走ること、選手のアレテ―はのびのび足でボールを操ること。
「アレテ―」はギリシャ哲学を検索して。
例えば中断期間に、オーバーラップのトレーニングをしてほしい。
鹿島の練習には、訓練がない。皆うまいと思っているから。しかし。・・。
例えば、三竿がチャブリッチに当て、「落とし」をシュートに行くと見せか
けて→三竿がトラップした瞬間、濃野がスペースに走り出している。(だから
オフサイドはない)→三竿は、スペースの濃野にパス。→濃野シュート。
昔フロンターレでは、こういう「訓練」風景を、風間監督の下で見ることができた。
小林祐と中村憲剛の阿吽はこうして実は生成されていたのだ。
それは、いわゆる鹿島型の試合形式の練習ではなく、中学、高校の「訓練」のよ
うだった。反復トレーニングしていた。
そして、試合では、それが開花していた。思わずそうなる。そういうものだろう。
そういう「崩し型」の反復訓練を、この中断期間中にやってみてはどうか。
神戸も京都も「あっ。」と驚くだろう。腰でも抜かすがいい。
囲い込んで垣根の外でボールを回しあうより意外性があっていいと思うが。